私たちは「外国人介護職員」の職業紹介業やあっせん業ではありません

「在留資格介護」で外国人介護福祉士を採用するという「共生」=EPAでも技能実習でもない専門教育を受けた外国人介護福祉士と日本人が共に働く新しい未来の創造を提案します

深刻な介護人材不足の改善と外国人介護職員との共生を同時に実現することが大切です。
私たちは「コミュニティ」の中で日本人と外国人が共に暮らせる社会を作るお手伝いをします。

協力法人・施設様

社会福祉法人 親和福祉会様
社会福祉法人 弥生会様
社会福祉法人 一石会様
社会福祉法人 ほうえい会様 
社会福祉法人 一誠会様
社会福祉法人 福信会様 
社会福祉法人 聖風会様 
社会福祉法人 東京栄和会様
社会福祉法人 天寿園会様
社会福祉法人 至誠学舎立川様
社会福祉法人 悠々会様

 

Duc Tri(徳知)日本語学校

徳知日本語学校

Facebookで発信しています。

学生さん達の様子など、こちらをご覧下さい

https://m.facebook.com/nhatnguductri/

このプロジェクト・留学生についての 施設、学校の皆様の声

東京都助成事業について

東京都助成事業 第二回 開催

2021年10月20日(水)15:30~17:00まで厚生労働省社会援護局地域共生担当係長である田代善行様を講師にお迎えし、外国人との地域共生についてお話伺いました。
 参加者は21名で、遠くは京都からの参加者も、また学生の参加者もいらっしゃいました。
 係長は、地域共生の意味を整理し、国の動向についてもまとめてくださいました。
 また各地の事例をご紹介されました。
いくつかの事柄に感銘を受けましたが、この中でも今までのサービスの受け手が担い手になったり、担い手が受けてになる、特に受け手だと思っていた立場の人が担い手に変わるという発想は今後注視しながら実践を進めたいと思いました。
関心のある方は動画がありますので、ご連絡ください。共有いたします。

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西口守(にしぐち・まもる)
東京家政学院大学現代生活学部生活デザイン学科mamoru@kasei-gakuin.ac.jp

東京都在住外国人助成事業に採択されました。

2021年度の東京都生活文化局「東京都在住外国人助成事業」にひとりとみんなの取り組みが採択されました。東京都在住外国人支援事業助成|東京都生活文化局 (tokyo.lg.jp)
 写真等をご覧ください。


 この事業(取組)は、不適応にある介護留学生を日本語学校、介護福祉士養成校、施設が連携しプラットホーム(共同の支援する場所)をつくって、そこに心理臨床や精神保健などの専門家も加わり、重層的で複眼思考の支援を展開しようとするものです。
 スケジュールは、9月に事業説明と「不適応」の実際の勉強会。10月には厚労省社会・援護局地域共生担当係長 田代善行氏による「外国人との地域共生 我が事丸ごと」のキックオフ講演会をすべての方々にオープンで開催。11月からは日本語学校、養成校、施設の方々による事例報告と心理や精神保健の専門家による留学生本人への面接、それらを踏まえての総括検討を2月まで行い、3月には報告書提出、報告会の段取りです。
 本会がかかわった留学生にも次のような不適応を呈するものがいました。
危機的状況化の学生への支援

5事例の説明

留学生A 数度の入管への再申請により査証交付、2020年1月入国。その後、コロナ禍で日本語学校へ通学することに恐怖を感じ、巣籠が続く。またアルバイト先施設において、認知症高齢者とのコミュニケーションギャップが引き金になり、帰国を表明、現在、待機中。法人としては本人との面談、支援施設との協議、本国の保証人との本国日本語学校を通じての話し合いをサポート。

留学生B 日本語学校卒業時、進路先の養成校が見つからない状況。法人の様々なルートで都内養成校への進学。その後、法人内寄宿舎での同室との関係悪化。不安定状態惹起。施設と共同して面接を行い、安定を取り戻す。

留学生C 1年目の日本語学校終了後、別の日本語学校への再度の進学を決定。また本人は、将来は介護をしたくないという申し出もあり、支援法人の支援終了。その後、本人から再度介護をチャレンジしたいとの申し出があり、法人のルートで支援施設を紹介。しかし最終的に、介護にはいかないと話、法人の支援も終了。この間新旧施設、日本語学校との面談を頻回に行った

留学生D N2取得できるほどの学力はあり。日本語学校への遅刻や施設での突然休暇をくり返し、本年5月に、施設、養成校、本法人また本人参加で検討会議。その会議に心理臨床の立場から臨床心理士の参画。この後状態は改善されたが、施設と本人の感情的な強い食い違いがあり、施設が支援終了を申し出。状況を総合的に考え、法人が次の支援施設を探す。本人への危機直面面接を行う。現状は安心感を得て、落ち着いている。

留学生E ベトナムでの面接時から、応答などに違和感があり、出国に難を示していたが、ベトナム側の事情により、入国、日本語学校入学。施設での支援ではなく、保護者の支援とアルバイトによって生計を維持。その後、本人からも介護で働きたいという申し出もあり、施設を紹介。しかし、欠勤も多く、養成校も休みがち、授業にもついていけない状態。本人との面談を繰り返したが、最終面談では、「自分が本当は何をしたいのかが分からない」と。修学資金は返済し、自費対応。施設での支援んも8月末をもって終了

・不適応状態の学生の課題

・本人資質が問題か

この議論は跋扈する。しかし、彼らの問題の背景には、文化の理解、彼らの家族関係の問題などの心理社会的な状況を理解する必要があるにもかかわらず、ここに切り込む支援がなされていない。経済的ギャップを見過ごすことはできない。

・施設の支援体制の問題か

ここに切り込む議論が必要ではないか。残念ながら、現実として、彼らの文化を理解しようとする体制も整ってはいないし、また心理や教育の専門職との連携も弱い

・養成校の問題か

残念ながら、様々な困難をもつ留学生への教育保障や合理的な配慮が正義されているとは言い難い。昔のような留学生=優秀でしっかりとした目的を持った学生というステレオタイプではなく、養成校にいる多くの困難にある日本人と同じく、その解決の場とツールが必要。

◎結論

現在の表出される問題は、ある意味構造化と相互の作用の結果であり、留学生に関わる3者が対等な立場で平場で語り合う必要があり、この中で様々な専門職との交流をしながた支援の多角化と多様性を醸成することが強く求められている。(勉強しない留学生だけが悪いでは済まない。背景にある介護人材の不足という問題を考慮に入れないことはあり得ないのではないか) そこで今回、不適応にある留学生に事例検討を行いながら、何が問題なのかを同定し、またどのような解決策があるかを、先駆的事例や成功例また図らずも成功に導けなかった経験を共有し、新しい時代の外国人介護人材の安定的修学と就労の枠組みを構築する。      
昨日の第一回会議では、日本語学校、養成校、施設の方々など全体で20名程度の皆様にZoomでお集まりいただき、2時間弱の議論をいたしました。
 中でも西日本の養成校から出された事例は、介護留学生(ばかりでなく、アジアからの留学生も含まれる)の典型的な不適応事例かなと思い、みなさんが熱心にお話をしてくださいました。


 その事例ですが
■不適応状態の学生についてのケース
【事例1】「犯罪グループへのかかわり」
  Aさんは日本で日本語学校卒業後、入学してきた学生である。エージェントと契
約している。
特に目立つというわけではないが、明るく友達とも仲良くやっているという印象
であった。
Aさんの日本語能力はN5で、読むことに関しては、平仮名やカタカナ、日常生活
で用いられる基本的な漢字で書かれた定型的な語句や文、文章は読んで理解する
ことができる。聞くことに関しては、教室や、身の回りなど、日常生活の中でも
よく出会う場面で、ゆっくり話される短い会話であれば、必要な情報を聞き取と
ることができる。但し、論理的にやや複雑な文章や抽象度の高い文章などを読ん
で、理解することは困難である。よって、学校での授業内容や、教師からの指示
等を理解することに困難さが目立った。
養成校では日本語能力の向上のため放課後週2回、日本語教師による補習をおこ
なっていたので、担任らはAさんに補習に参加するよう促したが、Aさんはアルバイトを理由に参加しなかった。
入学して3か月程度経った頃から、Aさんに無断欠席が目立つようになり、担任
らは朝電話をかけたり、自宅に迎えに行くなどして登校を促した。他にも、個別
面談を行った。その際Aさんは「特に悩みはない。学校は楽しい。」と話してい
た。ある日、近隣の衣料品店から、「Aさんが衣類を万引きした。引き取りに来てほしい。」と学校に電話があった。学校はエージェントに連絡し、両者で店に赴き謝罪して警察沙汰にならずにすませた。Aさんも深く反省している様子であった。その数日後、再び無断欠席したので担任が自宅に様子を見に行くと、Aさんは不在で、室内はもぬけの殻になっていた。その後、あらゆる方法でAさんを捜したが行方不明で、入国管理局に届け出た。同級生によると、Aさんはフェイスブックを通じて犯罪組織に関わり、万引きした品を転売して利益を得ていたということであった。


【事例2】「発達障害が疑われる学生への対応」
 Bさんは入学当初より、忘れ物が多く、授業中落ち着きがなく、注意散漫なところが見受けられた。具体的には、次のような課題がある。
・レポートの提出日や先生との面接など、大事な約束を忘れる。遅れてやってく
る。
・スケジュール管理ができずに、学習が進められない。レポート提出に間に合わ
ない。
・演習や実技の際、人から良く見られたいがためにうまくいかないことがある。
・整理整頓できずに、忘れ物が多い。 
・メモやノートをとらない。
・先生や学生とのコミュニケーションがうまくいかない。
・予測できないことがあると対応できず、パニックになる。
・面接が苦手である。
・金銭管理ができない。
ゆえに、学校においては学業不振、グループワークでの課題、クラスでの孤立化
。就労においては、エージェントとの信頼関係に亀裂が生じて契約を破棄され、
自身でアルバイト先を探すが、それも長続きしないため経済的困窮をまねいてい
る。教員の中には、単純にやる気が無い、注意力・集中力に欠けるという理由で、本人に厳しく注意し、時に行き過ぎた指導をする。また、別の教員は、発達障害の可能性を考えながら、学生と個別に話し合い「大丈夫か」、「なにか困ったことはないか」と声をかけ、一緒に考えるよう教育的配慮を行っている。
いずれにせよ養成校として、支援の窓口や担当者が明確ではないこと。教員に障
害特性への理解が不十分であること。他機関との連携が皆無であることが課題で
あり、そのため学生が休学、退学、引きこもり等の状態に至る可能性があると考
えている。

 これらの事例は特別なケースではなく、日本のどこにでも起きていると考えるべきでしょう。 これらのケースは、すべてを留学生の問題に帰して終了というものではなく、日本の留学システム、留学生の経済的問題(貧困が背景にあり、留学がある種の出稼ぎになっている)や支援のスキルなどが絡む形で問題が引き起こされていると考えるべでしょう。
これらの問題を優秀なそれぞれのステージにある機関が点としての支援で終わっていたものを、線にし、面にする。
 こういう取り組みの第一歩にしたいな思っています。
 なお10月は先ほどもいいましたが、厚労省の田代係長の講演です。
どなたにも開放しています。
 詳細はこちらに問い合わせてください。
URLなどをお知らせします。参加費は無料です。なおZOOM開催ですのでご準備できるかたのみとさせていただきます。
 

問い合わせ
mamoru@kasei-gakuin.ac.jp

6月28日 勉強会開催

 17時からZOOMを使ったWEB勉強会を開催。15名の学生が参加
 ❶国試問題 介護の基本 ❷介護のことば を勉強。Googleフォームを使った試験にもトライしてもらっています。
 いつも感じるが、国試問題が難易度が高い。信用失墜行為なんて言うことばを今の若い人は知っているのか思います。
資料は貼り付けますのでご覧ください。

◎2019年に来日しましたティウさんは、お父様のご逝去によって、このプログラムから離脱することになりました。
お父様の闘病中からベトナム政府に帰国便の割り当てを依頼していましたが、コロナのために、出国できず、残念ながら、お父様と最期に会うことができませんでした。
 ようやく、明日(6月30日)ベトナム航空で帰国いたします。
 優秀な学生さんであったの残念ですが、これからは家族を守ってベトナムで暮らしたい決意を大切にして差し上げたいと思います。

WEB勉強会

コロナの感染拡大のため、今回の勉強会をWEBで行いました。今回は留学生14名の参加でした。内容は

  1.  4つの認知症についての理解 
  2.  レビー小体認知症を理解するため、当事者の生活を負った動画を視聴 
  3.  Googleフォームを使った認知症に関する国家試験を使った小テスト(10問)

 ☆結果 平均点 50点満点中 26.76点  中央値同上25点 (ただしこの数値には日本も入っているため、留学生だけならば、低い)

☆生活アンケート ・コロナの影響で学校にいけない ・ONLINEではわからない ・WI-FI環境が悪い ・生活で困っている ・一人 

やはりコロナの影響で学校に通学できないことはただでさい不安定な留学生の生活を不安定にしている 本会では無理がない範囲で、WEB授業を通じて、留学生とコミュニケーションを図っていきたいと思います。

☆WEB勉強会は毎月第4日曜日を原則 16時半より18時まで 様子を見ながら日程変更もあり得ます。次回は 「障害の理解」 動画を取り入れながら授業を作りたいと思います。

当日の様子

留学生支援事業に関してのご案内

皆様

 お世話になります。

 コロナ禍の影響で、皆様にもご挨拶をする機会が少なくなり申し訳なく思っています。

 総会を前に、今考えなければならないことを添付いたしましたので、ご一読いただきますようお願い申し上げます。

 留学生との対面での研修会を行うことができず、いろいろも考え ZOOMのシステム(ミーティングシステム)を活用したWEB研修(遠隔授業)を行うと思っています。留学生には既に武藤さんからもZOOMのインストールをお願いしてあり対応してくれています。

 第一回は4月26日(日)16:30~テスト開催いたします。

私は理解は十分しているわけではないのですが、GoogleにはGoogleクラスルームとうシステムも使いかってがよいようなので研究して対応しようとおもっています。

こういう遠隔操作可能なシステムがあるといつでもその場から参画できるのですばらしいなと思っていますが。

 でもやはり対面で会うということの大切さを軽んじてはいけないと思っています。

 ではどうぞよろしくお願いいたします。

お知らせ

更新が遅くなりすみませんでした。
いくつかのことをお知らせいたします。
❶留学生の介護福祉勉強会
 新型コロナウイルスの感染拡大とその防止のため、会場が当面利用できなくなり、しばらくお休みいたします。
 4月以降については改めてお知らせいたします。以下翻訳(留学生にも確認してほしいのでこの部分だけ翻訳を付します)
Buổi học về chăm sóc điều dưỡng và phúc lợi cho sinh viên quốc tế
Để ngăn chặn sự lây lan của coronavirus mới và cách phòng ngừa, địa điểm sẽ không có sẵn trong thời gian này và sẽ đóng cửa trong một thời gian.
Chúng tôi sẽ thông báo lại cho bạn sau tháng Tư.

❷2020年4月来日の留学生
 新たに3名の学生さんが来日します。支援法人様は大洋園様 受け入れ日本語学校は新日本学院です。
 2020年3月25日 6:55羽田空港に到着します。
❸許可率 4月来日者の許可率は6分の3。50%でした。(東京入管) このうち、2名は再々申請でした。一名は初回申請での許可でした。今回不許可の1名は、7月入国を目指し、3月18日に再申請しました。今回不許可の2名は今回の結果を踏まえて、来日を断念いたしました。無念です。
❹2020年度の進路 日本語学校を卒業する学生さんの進路は全員決定いたしました。
 養成校への進学:YMCA東京 3名          YMCA厚木 1名         日本福祉教育 2名         新日本学院  1名(継続日本語教育)         合計7名❺その他 留学審査が厳しい状況は続いていますが、今回3名が許可になったのは光明です。 この問題はすでに議論していますが、詳細なデータを作成し、今後の対応を考えてみたいと思います。

2019年12月実施JLPTの結果

2018年4月来日グループ

JLPTN3全員合格

N2受験者3名:そのうち1名86/180 1名79/180

(合格点90点)オシイ!!

2019年1月来日グループ

JLPTN2受験1名のうち1名不合格 80/180(合格点90点) 

2019年4月来日グループ

JLPTN3:

5名中4名合格 一名はnatテスト3q合格

JLPTN2:3名受験:そのうち2名不合格 60点と86点 1名合格:108/180

★特筆すべきは、N2合格が1名でたことです。(2019年4月来日ですから、1年余りで合格しています)

★全体としてN3も多くは合格していますので順調に日本語力が向上しています。

★今後とも留学生を丁寧にフォローしたいと思います。

介護福祉士受験講座第5回レポート

遅くなりましたが、皆様新年おめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。

昨年は入国審査の厳しさというより、場当たり的な一貫性ない審査体制のために、留学生にも保護者の方々にもご迷惑をおけいたしました。

 ひとりとみんなのような外国人介護人材の素晴らしい育成支援体制があるにも関わらず、入国のハードルだけを意味も意義もなく官僚的視点のみで上げていく。技能実習も特定技能も就労だけでしか考えていない中、日本の介護を理論的にも学び、そして熱い魂と柔らかな科学思考をもってこの国で就労しようとするものを阻む理由がどこにあるのか?

 ということで、今年はこの気持ちをしっかりもって、まずは、きちんとした施設の方々の留学生の支援体制をさらに向上させ、留学生自身も貪欲に学び、お金ばかりを考えず、日本で社会経験を積む、こういう一年にし、入管に「NPO法人ひとりとみんなに任せれば大丈夫」と言わせたいと思っています。

 さて、1月11日(土)15:00~18:00まで介護福祉士の勉強会を一番町特養をお借りし行いました。今までは、コミュニケーション技術を学び、共感うや受容を国試問題から理解してきました。今回からは認知症の理解に進みます。添付している資料を基に解説し、国試問題を認知症と「共感的理解」くつかをキー概念にグループに分かれて学びました。留学生のアルバイト先でも認知症の利用者は多く、記憶障害といわゆる周辺症状(BPSD)との関係が分かったようでした。次回も認知症について学びます。また認知症に関する国試問題を解きます。

20191214認知症説明留学生用プレゼン武藤さん訳

今回、学生さんが感想文を提出しています。いくつかご紹介しましょう。 

〇遅いですが、これから認知症の授業についてわかったことを話したいと思っています。誰でも年を取ってる時 、認知症の病気を診断されて可能性があります。もし若い時、人間関係がいいな人なら病気になり遅くかもしれないけど、反対に悪い関係があると、病気になりやすいです。今、私の会社でおじいちゃんとおばあちゃんがよく観察しています。 Alzheimer の人が多いかも。


〇先生へ
メール遅くになって申し訳ありません。授業についてお話したいと思います。事前は認知症の病気だけあるだと思いますが勉強したら認知症には種類がある4大と知りました。色々言葉がまだ分かりませんけど調べたら分かりました。勉強会のおかげでまだ勉強しない事を知りました。現代の仕事も役に立つだと思います。最後はありがとうございました。今度もよろしくお願いたします


〇先生おはようございます。そなこと(感想文提出)が忘れました。本当にごめんなさい。この演習を思い出させてくれてありがとうございます。土曜日に授業の感想はとても嬉しいです。現在の職場で出会った事例について学ぶことは本当に役に立ちました。
高齢者の認知症は一般的な病気であり、ベトナム語でそれを学んだにもかかわらず、少し忘れていました。 私が学んだことを理解し、よりよく覚えさせる授業をありがとうございます。
授業を通って、共有リズニングがすべての状況で最も重要なことであることがわかりました。以上ですありがとうございます。
遅れてすみませんでした。よろしくお願いいたします。先生また次授業です。

解読困難ですが、とにかく、勉強する機会をたくさん作る、そういうかかわりを作りたいと考えています。

▽次回の勉強会
2020年2月8日(土)15:00~18:00 一番町特養
▽次々回の勉強会
2020年3月22日(日)14:00~18:00 一番町特養
* 見学参加は自由ですが、事前に私までメールをお願いいします。 mamoru@kasei-gakuin.ac.jp 

11月・12月の活動報告

☆11月15日、台風で延期された会員施設、日本語学校、養成校の会議が行われ、入管審査の厳格化に伴う、査証不交付の増大など、根幹にかかわる問題がいくつか発生しているので、関係者が集まり、今後の対応などを協議しました。
 入管としては、必ずしも「留学目的」ではない「留学生」の増大に歯止めをかけたいという思いが強く働いているのは確かでしょう。しかし別の見方をすれば、これは我々にも本国の方々そして特に学生本人への厳しい問いであるように考えています。
 問題は、根底にある「介護人材不足」です。でも学ぶということは、介護人材不足とは本来何ら関係がない。ただ、介護を学ぶために、日本では施設がその実践の場を提供し、それに対して、一定の対価を払っている、というある種の有償インターシップの考え方を持たないといけないと思います。関係のないことを、学びにジョイントさせようとすると、様々なほころびがでて入管につつかれる。
 法務省の通知では ⑴学費生活費はすべて奨学金で対応(貸与、給付を問わない) ⑵足りない部分は本人のまたは保護者の預貯金でた対応する ⑶よって、アルバイトで生活費を保証することはあり得ない。ま、そうなんだろうな。要は学びに来ている人が、その生活費を「就労」で賄おうというのは論理上あり得ないということでしょう。(先進国で留学時に(授業があるとき)就労を許容しているのは日本だけですから)ここは本国も、また日本も共通基盤にしないと、何度申請してもはねれれる。
 入管がいわんとする「学び」と「学びのフィードバックまたはその延長としての実践」の可視化、モデルを作らねばならない。ひとりとみんなが関わっている以上、このモデルに理解をいただく方々が集結し、固まりを作っていく必要があると思います。
 留学というのは手間暇がかかる。労力もコストもかかる。しかしその分、得るものは社会にとっても本人にとっても大きい。
 改めて、技能実習でも特定技能でもない、しかりとした「介護留学」の文化を醸成したいと強く思います。ただ入管も、一貫性がない、その場しのぎの対応を変えて、日本のl優秀な介護人材を育成するには、やはり養成校卒の在留資格介護が求められることを認識いただき、腰を据えて、私たちのようなコマーシャルベースに陥らない非営利団体のと入り組みをしっかり支援いただきたいものです。介護の質保証の問題は国家存亡にかかわる重要な課題です。

☆11月15日は厚労省社会援護局で外国人介護人材に関する調整をされている田代係長様をお招きし、「介護分野の特定技能」の勉強会も開催しました。
 制度の中身を詳細にご説明いただき、25名の参加者からも活発なご質問をいただき盛況のうちに会を終えました。報道によれば、当初予定した数が満たせない特定技能今後ともフォローしたいと思います。また、養成校の特例延長問題についても参加者で議論いたしました。

☆11月16日・12月15日には介護福祉士を目指す留学生勉強会を開催しました。
 台風の影響で9月と10月が中止になり、久しぶりに留学生とお会いしました。この時期になると、ずいぶん留学生のグループ化が進んだと思いました。また生活のこまごま(学生には重大事)としてことも相談され、私たちのような直接利害のないものがかかわる必要性を認識しました。
 この回から大きく分けて2部構成で進めています。 ⑴バイスティックのケースワークの原則を学ぶ ⑵生活支援技術を学ぶ ◎ケースワークの原則は、暗記技術ではない、本質的なとらえ方をさせたいと思っています。(例えばバイスティックは「よいい関係」はケースワーク関係では「本質」といいました。だからどんな手慣れた介護ができてもそこに「よい関係」がなければそれは専門的介護実践ではないということです。よい関係は何?と聞くと、信頼関係と答えてくれます。では信頼関係をつくるには?ここに介護サービスのプロセスにおけることばかけの意味が見いだせるのです)・・・ここを軽く見ているから、あとで私から厳しく叱られる羽目になるのです。・・・着脱介護の時、利用者を無視し、ベトナム人だだけで、ベトナム語でわいわい騒ぐ。これで信頼関係はできるはずがないと、叱られました。
 グループ学習も少し充実してきました。12月の勉強会では、11月の宿題である李利用者のADLの発表をひとりひとりしてもらいました。そして12月は10分間のクリスマスパーティを例のベトナムの乾杯から始めました。

一年が終わりました。バディのあり方を含め、バディのみなさんからまずはお話を聞きたいと思っています。