介護福祉士受験講座第5回レポート

遅くなりましたが、皆様新年おめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。

昨年は入国審査の厳しさというより、場当たり的な一貫性ない審査体制のために、留学生にも保護者の方々にもご迷惑をおけいたしました。

 ひとりとみんなのような外国人介護人材の素晴らしい育成支援体制があるにも関わらず、入国のハードルだけを意味も意義もなく官僚的視点のみで上げていく。技能実習も特定技能も就労だけでしか考えていない中、日本の介護を理論的にも学び、そして熱い魂と柔らかな科学思考をもってこの国で就労しようとするものを阻む理由がどこにあるのか?

 ということで、今年はこの気持ちをしっかりもって、まずは、きちんとした施設の方々の留学生の支援体制をさらに向上させ、留学生自身も貪欲に学び、お金ばかりを考えず、日本で社会経験を積む、こういう一年にし、入管に「NPO法人ひとりとみんなに任せれば大丈夫」と言わせたいと思っています。

 さて、1月11日(土)15:00~18:00まで介護福祉士の勉強会を一番町特養をお借りし行いました。今までは、コミュニケーション技術を学び、共感うや受容を国試問題から理解してきました。今回からは認知症の理解に進みます。添付している資料を基に解説し、国試問題を認知症と「共感的理解」くつかをキー概念にグループに分かれて学びました。留学生のアルバイト先でも認知症の利用者は多く、記憶障害といわゆる周辺症状(BPSD)との関係が分かったようでした。次回も認知症について学びます。また認知症に関する国試問題を解きます。

20191214認知症説明留学生用プレゼン武藤さん訳

今回、学生さんが感想文を提出しています。いくつかご紹介しましょう。 

〇遅いですが、これから認知症の授業についてわかったことを話したいと思っています。誰でも年を取ってる時 、認知症の病気を診断されて可能性があります。もし若い時、人間関係がいいな人なら病気になり遅くかもしれないけど、反対に悪い関係があると、病気になりやすいです。今、私の会社でおじいちゃんとおばあちゃんがよく観察しています。 Alzheimer の人が多いかも。


〇先生へ
メール遅くになって申し訳ありません。授業についてお話したいと思います。事前は認知症の病気だけあるだと思いますが勉強したら認知症には種類がある4大と知りました。色々言葉がまだ分かりませんけど調べたら分かりました。勉強会のおかげでまだ勉強しない事を知りました。現代の仕事も役に立つだと思います。最後はありがとうございました。今度もよろしくお願いたします


〇先生おはようございます。そなこと(感想文提出)が忘れました。本当にごめんなさい。この演習を思い出させてくれてありがとうございます。土曜日に授業の感想はとても嬉しいです。現在の職場で出会った事例について学ぶことは本当に役に立ちました。
高齢者の認知症は一般的な病気であり、ベトナム語でそれを学んだにもかかわらず、少し忘れていました。 私が学んだことを理解し、よりよく覚えさせる授業をありがとうございます。
授業を通って、共有リズニングがすべての状況で最も重要なことであることがわかりました。以上ですありがとうございます。
遅れてすみませんでした。よろしくお願いいたします。先生また次授業です。

解読困難ですが、とにかく、勉強する機会をたくさん作る、そういうかかわりを作りたいと考えています。

▽次回の勉強会
2020年2月8日(土)15:00~18:00 一番町特養
▽次々回の勉強会
2020年3月22日(日)14:00~18:00 一番町特養
* 見学参加は自由ですが、事前に私までメールをお願いいします。 mamoru@kasei-gakuin.ac.jp 

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